2013/04/19

Office 365: Windows XP + Office 2003 環境での利用はやはり厳しい

Windows XP SP3 の環境があったので、新しくなった Office 365 を使ってみてたのですが、いろいろと不具合が発生するので、確認してみると Office 2003 がインストールされている環境でした。

当然、Office 365 は Office 2007 の最新のSP & パッチ適用 以上がサポートされる環境なので、いくら Windows XP SP3 + Internet Explorer 8 であっても不具合が発生するのは当然ですし、不具合があっても文句言えません。

ただ、どんな事が起こったのか・・・だけ見つけたものを記録しておきます。

※ 何度も言いますが以下の動作はまったくサポートされない動作です!

ほぼ、Sharepoint Online がらみです。

◆ エクスプローラービューが使えません

ライブラリのリボンを見るとメニューが有効になっていたので期待したのですが・・・

案の定、証明書のエラーが出まくって使えません。

どうも、エクスプローラーで開く際は Office のコンポーネントの一部を利用しているようで、Office 2003 でインストールされるコンポーネントのバージョンが古い為にエラー&使えないようです。


◆ ローカルのクライアントアプリ (Office 2003) で開こうとしても開けません

Office Web Apps で開く事は問題なく可能でした。
その後、"PowerPoint で編集" をクリックしてみたところ・・・

やはり、証明書のエラーが出まくって使えませんでした。

◆ ファイルのアップロードでエクスプローラーが使えません

ライブラリにドキュメントを追加する際、「Windows エクスプローラー を使ってファイルをアップロードする」というリンクがあります。

もちろん、試してみましたが、例によって証明書のエラーが出まくって使えませんでした。


◆ もちろんドラッグアンドドロップでのファイルのアップロードもできません

新しくなった SharePoint Online ではファイルのドラッグアンドドロップでライブラリへのアップロードが可能になっています。

利用可能な要件として Internet Explorer 8 の場合、Office 2013 がインストールされている環境でないと使えない機能です。

しかし!Office 2013 は Windows XP にはインストールできないんですね。

よって、Windows XP の環境ではどうやっても ドラッグアンドドロップ は使えない。。。という事になります。

<追記>
同僚に「ChromeかFirefox使えばいいんでしょ?」っと突っ込まれたので訂正します。。。

来年の4月にはサポートが切れますし、Office 365 の導入と合わせて OS と Office のアップグレードも検討が必要ですね。

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