Windows 8 CP を触っている中で、メトロUIの中に"メール"というアプリがあります。
名前の通り、メールを操作できるアプリなのですが、どうやらこれが新しいWindows Mailのようです。
この新しいWindows MailではOffice 365 (Exchange) へ ActiveSync を経由して接続が行われます。
ActiveSyncのAutoDiscoverが有効な場合、アカウントの追加画面でメールアドレスとパスワードを入力するだけで、あとは自動的にアカウントの設定が完了するので、とても簡単です。
まずは、Windows Mail を立ち上げて Office 365 へ接続します。
Exchange への接続を選択して、 メールアドレスとパスワードを入力すればOK.
接続が完了すると、メールの同期がとられメールを操作可能になります。(ActiveSyncなので古いアイテムは同期されてきません)
同時にメトロUIのアプリにあるカレンダーやPeople(連絡先)も同期されます。
同期が完了した状態で、Outlook Web App の [オプション] から [電話] タブを開くと、[携帯電話] の一覧に デバイス名が "Windows Mail" が増えているのが確認できます。
デバイスを選択して、[詳細] を参照すると デバイスのモデル (今回は DELL製 Optiplex)やOSのバージョンが "6.2_0.0_0x100_1_9" となっており、今、同期した Windows 8 CP の Windows Mail である事が確認できます。
で、ActiveSyncを使うという事は・・・リモートワイプも使えるのでは?っという事で、試してみました。しかも、バリバリのデスクトップPCで実行。「まさか、PC の中身が ワイプ!?」とか期待もしつつ・・・
元の画面に戻り、WindowsMail を選択して [デバイスのワイプ] を実行します。
確認画面が表示されて、[はい] を選択。
しばらく待ちます。
完了。リモート デバイス ワイプに成功したそうです。
さて、では クライアントの Windows 8 CP さんは無事かどうか!?
"メール" "カレンダー" "People" を確認すると・・・
綺麗さっぱり同期したデータが削除されていました。
やはり、PC全体までワイプはしないみたいですね (笑)
ただ、メールは同期頻度が高いのかそれほど待ちなくワイプされたのですが、カレンダーとPeopleに関しては、同期頻度が低いようで、10分程度アプリを起動したままでは何も起こらず、アプリを再起動したタイミングでワイプが実行されました。
この辺は今後改善される事を期待しましょう。
Windows 8 で本格的にTablet分野で使われる事が想定される為、BitLockerなどの暗号化に加え、こういうリモートワイプの機能は必須となってくるでしょうね。
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